Day4 その4 V&Aで妄想したり日本いいねって思ったり London2016

V&A博物館鑑賞の続きです。食器で燃えた後は、若干灰になった気分で行き当たりばったりで周辺のフロアを巡ってみます。渡り廊下から見下げると、公園に置いてある噴水及びその周辺の像コーナーがありました。なんとなくルーブルとかで見かけた彫刻コーナー(1番興味ない)に見えなくもない。

入り口から見上げたレリーフも近くで見られました。近くで見ると、やっぱりこんな細かい装飾を人力で作ったんだなあと感激してしまいます。裏に写っている影もきれいです。

この辺はゴシック調の門や柵のコーナーでした。飾られているものが建物のカーブした天井とぴったり合って良い感じです。ヘリンボーン調の床も良いですのう。展示物よりも内装にひかれて撮ったようです。

そのままふらふら歩いてたら、照明落とし気味のコーナーにこんなゴージャスなベッドもありました。王族とかが寝てるタイプのやつです。天蓋が頑丈すぎてもはや部屋のようになっております。

かなり幅をとっているタペストリーがありました。モダンデザインの父でおなじみ、ウィリアム・モリスかなあと近寄って見てみると

お花とかわいい動物モチーフのデザインでありました。とてつもなくガーリーであります。これなら自分も飾りたい!

またまた渡り廊下を通り過ぎる時、彫刻コーナーがありました。これは何用だろう。東武ワールドスクエアに置いてありそうな、縮尺小さめ建造物などもあります。テーマパーク用かな。多分飾られているものより床のラベンダー色と壁のペパーミントグリーンが気に入って撮った。

こっちは作りかけでしたが、パッと見た時はこれ全体が展示物かと思ってしまいました。柱の周りにエジプトの洞窟に掘られているようなヒエログリフのようなものが巻き付けられてあります。ここはエジプト的なコーナーになるんでしょうか。

ぐるっと入り口まで戻ってきたので、案内板を見ながら次はどこに行こうか検討しました。よく見るとジュエリーコーナーがありました。ここ絶対好きだわーと思い足を運ぶと、食器コーナーにもいたほっこりハーフ女子と日本人の二人組とまた会いました。趣味が同じなようです…。数々のアンティーク風アクセサリーが飾られていましたが、このリボンモチーフのネックレスがダントツかわいかったです。長さ的にチョーカーか。デコルテがきれいに出るドレスを着た姫がつけているところを妄想致しました。

フルーツモチーフもたくさんありましたが、このブドウモチーフが1番きれいで気に入りました。大きいのはブローチだったかな?ちょっと田舎の城に住むマダム世代の王女(姑)が地味色のドレスに合わせているところを想像致しました。楽しい。

そして、アジアの国別コーナーもあり、日本コーナーでまたもや「根付」を発見いたしやした。大英博物館で見つけたあいつらです。小さいので分かりづらいのですが、大英博物館で見たやつよりも野菜モチーフとかほっこり系デザインが多いです。多分草食男子たちはこっちを付けてた。あっちは肉食男子向きです。

説明文6番のタイトルを見て思わず吹きました。”Tea bowl and whisk”て!多分上の写真の1番上の段の向かって左から2番目のやつです。なぜそれをモチーフにしようとしたのだ。お茶好きか。喫茶好きなのか。

ロリータ・キティ・ピンクの家電という異国の方が喜ぶ日本のあれな展示もありました。このテイスト、好きじゃなさすぎる。

またまた白山陶器ふうなストライプの食器と、紙袋を模した陶器の入れ物、木のお重、金と銀の茶筒という好きすぎるテイストの工芸品も飾られておりました。普通にお金出して買いたい。多分高くて買えないけど。

中国、韓国のコーナーも覗いてみましたが、展示品のバラエティの豊かさという意味で日本コーナーが1番面白かったです、チャイナは陶器がほとんどだったかな。コリアは民族衣装などが飾られておりましたが照明が暗くてなんか怖かったっす。そしてぶらぶら歩いてたら壁にレコードジャケットが飾られている廊下がありました。この先で音楽関係の特別展をやっていたようです。美術館でレコジャケ、さすがロンドン…

ビートルズとボブ・ディランはわかりましたが、後はよくわかりませんでした。直枝さんならわかるのかしら。むしろ持ってるか。アメリカの国旗もあるけど、多分イギリスのアーティストのものだと思うのであります。

歩き回って疲れてきたので、全部は見ていないような気がしましたが、鑑賞は止めにして、しばらく博物館の入り口近くの吹き抜けのベンチで休みました。次はどこに行こうで検討しようとスマホを見たところ、博物館の中では無料のWi-Fiがガンガン使えました。街中では全然使えないのに…。

検討した結果、観光地を巡ることにして、地下鉄に乗り込みました。果てしなく続くエスカレーター…壁にあまり大きくないサイズの広告ポスターが貼られているのを見て、あー、今ロンドンにおるのだなあと思いました。こういうの映画で見たことある気がしたのです。

次はロンドンといえば、の有名観光地散歩します。

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