1日目 その4 可憐なお花と鶏と@上野ファーム

上野ファーム散策続きです。マップの「ミラーボーダー」と書かれているエリアまで来ると、ノームの庭周りの野花と違って、可憐なお花多めでした。見て1番気持ちが上がったのがこのコスモスです。「カップケーキ」という種類らしいです。確かにカップケーキの下に敷いているグラシン紙にそっくり!かわいい!と狂喜いたしました。縁のなみなみがこんなにきれいに出るなんて、自然の造形物ってすごいなー、と感動しました。

ミラーボーダーは対称だったり道にレンガが敷いてあったり、割と王道のガーデンの設計がされており、マダムたちもこの辺できゃっきゃしておりました。意外にも小学生男子たちが楽しそうに駆け回ってもおりました。お花の庭なんて彼らには退屈かと思いきや、虫の多さと庭の迷路感が心をくすぐられるようです。目撃した虫の数をカウントしながら、鬼ごっこしてました。なにそのミックスルール。

これもちょっと小さく写っているのですが、真ん中あたりにアゲハが止まっています。紫の花に止まっている蝶も神秘的で素敵に見えましたが、明るい色の花の方が生えて美しく見えます。蝶々もたくさんいるので、小学生女子もきっとワクワク楽しめると思います。

自分よりも目線が高い位置に百合が咲き乱れていたり、コスモスが咲き乱れていたりもします。お花にすっぽり包まれている感じが味わえて楽しいです。普通のお花が咲いているお庭みたいな施設だと、低い位置の花を見下げるだけなことが多いのです。

またもや花に止まっている蝶々を見つけました。ボディが黒メインの蝶々が、自分を1番引き立ててくれる真っ白な花に止まるとは。自分の魅力を知っているタイプのあれか。それにしても個体が大きいです。暖かい場所だと虫が大きいというイメージがあったのですが、寒い北海道で大ぶりな虫と出会えるとは思いませんでした。大地に合わせて大きめの虫が育つのでしょうか(適当)。

この辺りになると木の高さとも同じくらいの位置に咲いているものもありました。いろいろ見回しても、どの視点からも花が咲いているのも良いです。この辺はマップで「ロングボーダー」と書かれている、植物の高低差を楽しむエリアだったかもしれないです。

小さな小屋もありました。ドアと窓にレースのカーテンがかかっています。住んでいるのはお花を愛する小さなおばあちゃんに違いないと妄想しました。朝早く起きて鶏とお花の世話をした後、お茶を飲みながら編み物をしているイメージです。多分アップルパイとか焼くのが上手です。

小屋の近くに、おばあちゃんが摘んだダリアが庭の壺に生けてありました。いや、おばあちゃんが生けたにしては色合いが若々しいので、おばあちゃん妄想はここで終了しました。こういう色合いのアレンジ、自分では絶対やらないと思うので新鮮でかわいいなあ、と思って違う角度から何枚も撮ってしまいました。庭のお花を摘んでさっと生ける、という行動にはとても憧れます。

花よりも緑のバランスが大きいこんな小道もありました。道の蛇行が歩きたくなる気持ちを刺激します。この先に何があるのか期待させます(この先はノームの庭)。

花と花の間に実ものも植えてあります。これはナナカマドでいいのかな。南天とナナカマドの違いがよくわからないのですが、朱色がかっている方がナナカマドという認識で良いのでしょうか。。まあどちらにしても好きですが。

わあ、イソギンチャクみたいな花おる。と思ったら、これはダリアの1種で「シティオブライデン」という名前みたいです。名前の印象と見た目にギャップがあります。都会派な感じはあまりしないのであります。

今度は「サークルボーダー」と書かれているエリアまで来たのですが、あたりをつんざく「コォケコッコォーー」の鳴き声で、鶏さまたちが近くにいることがわかりました。予想通り連れ立って散歩してました。向かう方向が同じなだけなのに、追いかけていると思われて、ものすごく先を急がれました。いや、こっち鶏にそんなに興味ないから、と思いました。夜道で女子の後をつけていると思われてしまう人の気持ちが少しわかりました(多分)。

鶏さまたちはこの芝生のエリアがお気に入りのようで、奥の方に入ってくつろいでました。

サークルボーダーもこういう可憐なお花系が多かったです。立体感がないけど花びら多めのお花はブローチでいけそうな気がします。

こういうレンガのアーチがあったり

ムーミンのにょろにょろ似の小花が細長く咲く花もありました。

大きなダリアと薄ピンクのサルビア(でいいのかな?)の組み合わせは女子力高いです。

お!大きな実もの、と思ったらぶどうでした。食べられそうなレベルで育ってます。

ある程度整えられているのも良いですが、ナナカマドの赤い実と、紫の丸い花の組み合わせを背景に、これくらいいろいろな花が野性的に自由に咲いているのもまた良きです。

とりあえずガーデン内の各エリアはぐるっと1周したのですが、もう少し散策したくて、もう一度マザーズガーデンの中に戻ってきました。先ほどの雌鶏さまが何かやらかした雰囲気で白い花の前に佇んでおりました。この白い花は触ってはいけないやつだったのに、落として割ってしまった、やベェ…と思い悩んでいるような雰囲気です。

最後にもう一度見逃した花をぶらぶら歩きながらチェックしました。さっきは取り逃がしていましたが、マーガレットに似ているぶら下がった白い花もかわいいし、ピンクのグラデーションに紫の小花の組み合わせもかわいかったです。サークルボーダーでカメラマンに占領されて撮れなかった花びらの先が紫になった華やかなダリアも撮れました。

もうちょっと見たい気もしましたが、鶏さまたちも家に帰って行ったし、少しお腹がすいてきたので、この辺で散策を終了することにしました。入場するときにもらったシールを見せれば、再入場もできるようです。

最後に壁一面に今日咲いている花全ての写真と名前を掲示しているので、気になる花をチェックしてみました。しかしとにかく写真の数がありすぎて、1部の話か見つけられませんでした。コスモスのカップケーキやイソギンチャクダリアは見つけることができました。

次はガーデンと同じ敷地内にあるカフェで、お昼ご飯を食べます。

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