Day3 その3 ヴィンテージの食器の天国 London2016
50cmしか空いてない歩道を、かわいいお店を観察しながらねりねり歩いて、ついにストリートの端っこまでやってきました。これも売り物かな?と思うソファの上に無造作に積まれたちょっとレトロな雰囲気のするブランケット。古着屋さんかなーと店の中を覗いてみると。
色ごとに揃えられたヴィンテージぽい食器の山が…‼︎大好きなペパーミントグリーンに所々配置されたこっくりした茶色いポット。うおー!このお店好き!ポートベローマーケットでも、こういう食器にいっぱい出会えると思って行ったんだよ!と興奮気味で辺りを見回すと
棚ごと買い占めたくなる俺の色(水色)カラーの食器棚が…!上から下まで全部ください、と言いたい!
ウヒョー、こんなお店があるんだぁーと思いながら店内をくまなく見て回りましたが、どうも地図的に事前チェックしてたヴィンテージヘブンというお店であるらしいことがわかりました。ここは絶対行っとこと思ってましたが、想像よりもだいぶ好きな感じだったので鼓動は鳴り止まずでした。
お店はそれほど広くはなかったのですが、コーナーというコーナーに、積められるだけ食器が積まれており、狭いコーナーに潜む情報量が半端ありません。そしてとにかく値段がお手頃!東京の高いアンティークショップで指を加えて見ていた2000円くらいしそうなお皿は半額以下、4、5000円しそうなヴィンテージのポットが2000円くらいで買えてしまいます。天国とはこのことか…。写真には撮れなかったですが、ピンク系、黄色系、茶色系のコーナーや、ポットやジャグが並べられたコーナー、カゴやカトラリー、イギリスぽいヴィンテージのお花デザインの華やかなコーナーもありました。しかし夢中で見ていたので写真を撮ることを忘れたようです。
そして、奥に進むと、さらに天国のような空間がありました。カフェであります。ヴィンテージのカップやお皿でお茶できるだけでも素敵なのに、さらにこの空間で過ごせるなんて。イギリスの古き良きアンティークの雰囲気に、少し北欧ぽい爽やかなデザインがミックスされたこの感じがたまらなく好きです。
キッチンスペースもこの素敵さです。時給900円でもいい、バイトしてえ、この店で…!もう宣言しておこうと思いますが、自分のお店はこのお店の雰囲気をまるパクリしようと思います。みんながロンドンまで行かなくていいように(嘘)。
カフェでお茶したい気持ちはいっぱいだったのですが、ついさっきまでタルトや紅茶を摂取していたのでお腹がいっぱいです。ギリギリまで迷いましたが、今回は諦めました…またいつかロンドンに来た時に、またこのお店にやってくるであろうと思うので、その時はきっとお茶するんだ…!
お茶を諦めたので、買い物に集中することにしました。水色とペパーミントグリーンと茶色のミルクポットは最後の最後まで買おうか悩みましたが、ちょっとクセが強い気がしてやめました。でも写真にだけはしっかりおさめてきました。隣のヒラヒラポットカバーもかわいいよね。
そしてこちらが3色ミルクポットを諦めて手に入れたミルクポットです。外側はココアのような茶色で、中は少しくすんだ水色です。これで1400円くらいでした。こちらの方が地味なんですけど。。細長い形と色にグッときてしまいました。花器として使うなら、こちらのシンプルな方が、花が映えると思ったのです。今の所スコーンの写真を撮る時の小道具としてしか使われておりませぬ。
そして1時間くらいかけてお店を見て回り、最終的に選んだお皿たち。ケーキ皿です。1枚600円くらいでした。あらゆるコーナーに散らばってたのですが、似たようなデザインのがあると気づいて発掘してきました。白いのだけがウェッジウッドで微妙に高かったです。本当はヴィンテージ風の花柄の入ったお皿を買おうと思ったのですが、我が家のよしざわ窯のシンプルなお皿と並べたとき、花柄が浮くなあと思ってやめました。これらのデザインだと、自然に馴染んで良い感じです。
ヴィンテージの天国でウハウハとなった後は、フラワーマーケットのお花たちを少しだけ愛でて、また違う場所のマーケットに行くことにします。