Day4 その2 The Egarton House Hotelのガーリーなアフターヌーンティー London2016

だいぶ日にちも経っておりますが、アフターヌーンティーの中身を克明に記録しようと思います。まずは紅茶がポットで運ばれてきました。選んだ紅茶はホワイトティー。香りに品があって、桃みたいなジューシーで甘い香りがします。ロンドンの紅茶は本当に美味しいです。

紅茶で一息ついた頃、ついに三段トレーの奴らがやって参りました。見た目のガーリーなかわいさに、一人なのに興奮を抑え切れません。とにかく胃の中に入る前に、この可憐さを記録しておかねばと、高級ホテルのマナー違反丸出しで立ち上がり、あらゆる方向から写真に収めました。本当に他にお客様がいらっしゃらなくてよかった。そしてホテルの方々も常駐することなく、一人で自由にさせてくれてよかった。

まずはサンドイッチの1段目です。定番のたまご、ハムきゅうりの他に、カレーたまご、サーモンクリームチーズが挟まっていました。パンもそれぞれの具に合わせて白くてふわふわタイプだったり、黒くて酸味のあるタイプだったり、雑穀入りだったりと変えていました。それだけでホテルのおもてなしスピリット感じられます。

そして2段目。ロンドンではここが主役だと言ってもいいような気がする、スコーン2種類です。プレーンでちょっと全粒粉入り?タイプとカレンツ入りです。アイスクリームのように盛られているのはクロテッドクリームでした。

そしてそして。ガーリー度満点なスイーツがたくさん乗った3段目です。カップケーキ、パウンドケーキ、マカロン、チーズケーキ、チョコレートケーキ、フルーツタルトというメンバーです。コーヒー色のマカロンに、ペパーミントグリーンのエディブルフラワーをはさむなんて、ロンドンまで来てよかったと思える胸ときめくセンスでございます。

反対側からの写真も必須だと思い、抜かりなく撮っておきました。チョコレートケーキの上に蝶々のシュガークラフトが乗っかっていたり、レモンのパウンドケーキの上にお花のシュガークラフトが乗っかっていたりして、隅から隅までかわいいです。このシュガークラフトを1日作り続ける仕事をしたい。

紅茶との2ショットが必要だと思ってしっかり収めました。同じ写真何枚もいるか!という声は聞こえない。2ショットは必要です。しかし紅茶を継ぎ足さなかった自分を呪いたい。

一通り記念撮影が終わったので、やっと実食です。とりあえずしょっぱい⇆甘いをループしないと、この3段を制覇することは厳しいと思ったので、サンドイッチ→スコーン→お菓子の順番を繰り返すことにしました。サンドイッチはどのフィリングもとても美味しかったのですが、カレーたまごが1番気に入りました。パンは全体的にふわ感よりも、もそ感が強かったです。でもサンドイッチとしてはどれも美味でした。

スコーンは本当にさすが本場の高級ホテルの味…!で、理想のサクホロ感ではなかったものの、食感よりも味の美味しさが際立っておりました。周りはビスケットのようにざっくりしていて、中はフワもろ、バターと粉の香りが濃厚なクロテッドクリームと合わさって至福なひとときが味わえました。カレンツ入りよりもプレーンがやっぱり美味しかったです。

テーブルに備え付けのジャムが置いてあったのですが、特にお使いください的なことを言われなかったので、飾りかもしれないと思って手を出せませんでした。このWilkin&Sonsのジャムは美味しいジャムの定番らしいです。スーパーでも売ってたのですが、200gくらいのサイズのしかなかったので、このサイズならたくさん買ったのになー、と思いました。ここで食べてとても美味しかったら、200gでも買ったかもしれない。

そして3段目のスイーツ群、見た目のかわいさだけでなく、味も美味しかったです。タルトはサクサク、フルーツはフレッシュ。ケーキ類もホテルメイドの甘いだけではない味わいでした。だが。それもパーツ単位で味わった場合だけです。やっぱりケーキの表面に飾られたシュガーペーストたちの甘さがハンパなく、一体感を持って食べると激甘です。シュガーペーストをコーティングするから、ケーキ本体の甘さを控えようという考えはないらしく、イギリスらしい甘々ケーキに砂糖の塊がぴったりくっついて、これはさすがに超甘党の自分でもきついなと思いました。味はやっぱり見た目のかわいさとトレードオフのようです。

とりあえず日持ちしなさそうなサンドイッチだけ食べきって、スコーンは半分ずつ、ケーキ類も半分は残しました。日本のホテルだと断られることもありますが、持って帰りたい、と言ったらサッとケーキボックスに詰めて持ってきてくれました。ホテルオリジナルではない赤いカーネーションボックスであることには、多分あまり意味はない。

一人で放置されてるし三段もあるし紅茶もたっぷりあるので、結構だらだらと時を過ごしました。そろそろ出ようかな、と思った頃に結構な勢いの雨がスコールのように降ってきました。この雨が止むまではここにいよう、と窓の外で斜め45度に降り続ける雨を眺めてました。ロンドンは確かにどんよりしている曇り空と雨は多いけど、雨はザーッと降ってそのあとは降り止む、日本の方がジメジメずっと降っている、と聞いた話の通り、スコールのような豪雨は20分くらいで止みました。

お会計をしてもらい、とりあえず出る前にトイレに行っておこうとレストルームの場所を尋ねたら、地下にあるけど今使えないから、バスルーム使いますか?と聞かれました。バスルーム?と思ったけどハイ、と答えると

空いてるらしい部屋のキーを渡されて、この素敵なお部屋のバスルームを使ってください、と案内されました。おおおお…!決して泊まれるレベルではないお部屋を覗けてなんてラッキーな…と思いましたです。そしてバスルームを使う前にお部屋を鑑賞させていただきました。グリーンのファブリックを基調とした、高級感のあるインテリアでございます。

英国インテリアといえば、のイメージそのままなリビング的なコーナー。重厚です。

書斎コーナーもありました。英国紳士が座っていそうな椅子にかけられたチェックのひざ掛けよ…。イギリスに来たのう、と感じられました。多分低層階だし、1番安い(でも45,000円)部屋だと思うのですが、素敵すぎる。いつかこんな部屋に平気で泊まれるような身分になってみたいものです…

そしてバスルームもお部屋の雰囲気と地続きのグリーン調の大理石とアンティークな金色の組み合わせでした。アメニティも豪華です。あまり掃除の必要がないように綺麗に使おうと思いましたが、ふかふかのタオルで手は拭かせていただきました。ふかふかでした。

ロンドンに来た目的の1つであるホテルのアフターヌーンティーを心ゆくまで堪能した後は、再び好きないつものアレをします。

 

 

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