ロンドンひとり旅に行ってきた

ブログ引っ越しました。書いて欲しい!という熱烈なリクエストをもらったため、ロンドン旅日記をなんとか書き上げたいという決意の元に。中途半端で放置している2014ポートランドと、ブログでは一切触れていない2015台湾旅行についても、いつかは書きたいです…
ちなみに、過去ブログはこちらであります→http://bluestarmusic.hateblo.jp/

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ロンドンひとり旅に行ってきました。音楽とプレミアリーグに夢中だった10代の頃から、長らく行きたい国ではありましたが、とにかく物価が高い!£が高い!という理由でだいぶ早い段階で候補から外れるということを数年前から繰り返しておりました。Brexitによりやっと£が許容範囲には下がったため、このタイミングか…!と強く背中を押されました。

加えて今イギリスでは、The Great British Bake Offなる、アマチュアがお菓子の腕を競うテレビのリアリティ番組が大人気とのこと。アメリカにもトップシェフという番組があって、デザート編というパティシエの大会もありましたが、作ったお菓子の写真を見たところ、それよりもっと焼き菓子寄りで、パティシエというよりはベイカーの大会のようでした。プロじゃない人たちが夢中でお菓子作りの番組を見ているなんて、イギリスの焼き菓子はとってもレベルが高いのではないんだろうか…きになる…行きたい…

https://youtu.be/qFZrK7KHiZo

ということで、息巻いて直行便を取りました。長距離で乗り継ぎ便は耐えられない(安さと引き換えに時間と体力を消耗できるほど若くない…)のであります。しかしロンドンへの直行便はANA,JAL,British Airwaysしかなく、早くも予算オーバーになり息絶えそうでした。なんとか検索しまくって、JALで探した中では一番安い値段の便を見つけました。安いと言っても辛い感じでしたが、ANAよりはマシでした。そもそもJALでマイル貯めてるんで候補にもならないのですが、ANAってなんであんなに高いんでしょうね?JALと似たようなものなのかと思っているのに。セレブの乗り物?

飛行機を押さえた後は宿です。直行便で予算オーバーなので、なんとか安くて良い宿を見つける必要がありました。しかしそこは世界の大都市ロンドン。NY、パリと同じく、安く抑えようとすればひどいホテルしか候補に残りません。流行りのAirbnbも一瞬考えてみましたが、知らない人とその人が所有するバスルームを共有する、という辛さに耐えられそうにありません。それに人見知りはしないけど社交的ではないという性質のため、異国の人とコミュニケーションでウェーイみたいなAirbnbはとても抵抗がありました。

B&Bなら安く済むかなあと検索していたところ、ロンドンでは昔からB&Bを一般家庭でもやるくらいなので、Airbnbに対しての抵抗感が他の都市に比べても比較的低く、コミュニケーションでウェーイな人ではない、普通の人でもホストになっているという記事を見つけました(注※意訳)。ここで少し考えが変わり、日本人で、ロンドンでAirbnbを体験した人のブログなどをあさっていたところ、男性ホストの部屋に泊まった女性の体験談を見つけました。男性だったけどとても親切だったし、バスルームが部屋についていて専用なので気にならない、と、いう一文を見つけました。そういえば海外の物件は、遊びに来る人のためにお客さん専用のバスルームを付けている間取りをよく見かけます。そういうお宅なら、泊まる部屋以外も全体的で豪華で良いお宅で、こんな部屋に泊まれちゃう?って思うような掘り出し物だったりするんじゃないんだろうか…とハッと気付きました。

バスルームが専用でコミュニケーションがウェーイでなければ何ら問題はありません。頑張って検索してみたところ、予想通り、こんな綺麗な建物と部屋でこの値段…!というお部屋が幾つか見つかりました。最初に予約を取ってみたアーティスト男女が同居するお部屋は断られたのですが、むしろそれが「そうだよね。向こうも見知らぬレビューが1つもない日本人を自分の家に入れるの嫌だよね」とAirbnbに対してのある種の信頼感が生まれました。そしてその次に予約を入れてみたドイツ人カップルがホストのお宅で見事承認を得られたのでした。

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ホストを選ぶときはスーパーホストなる指標があったので、それが付いている人から選んでみました。スーパーとの形容詞が付く通り、スーパー親切で、メッセージを送ったら速攻返信は来るし、説明は丁寧だし、最寄りのバス停からの行き方を聞いたら、手描きで道順を描いた画像をわざわざメールで送ってくれたりしました。おかげで初めてのロンドンとAirbnbにビビっていた気持ちが晴れてきました。しかもこちらがロンドンに到着する日から立ち去る前日頃まで旅に出ているらしく、到着して疲れ切っているところに英語で頑張ってコミニュケーション取らなくて良いというプレッシャーからも解放されました。

しかし旅立ちの日が近づくにつれ、本当に泊まれるんだろうか、コンシェルジェから鍵は受け取れるんだろうか、留守の間部屋で何かあったらどうしようかと、結構ナーバスにはなりましたが…

そんなこんなでも、旅立ちの時はすぐに訪れたのであります。

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