Day2 その4 サー・ジョン・ソーンズ美術館でイギリスのマニア魂を感じる London2016

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ゆっくりお茶を飲んだ後は、ハイドパークまで戻り、地下鉄のマーブル・アーチ駅からホルボーン駅まで移動しました。駅を出て騒がしい道路沿いの道を歩き、少し裏通りに入って、目的地のそばまで来た時、柵で囲まれた、小さな公園が目の前にあることに気づきました。ここも芝生が美しく整えられた、プチハイドパークのような雰囲気の公園です。小さな公園なのに結構人口密度は高かったです。とはいえ一人あたりの占有面積はまだ日本よりも全然広いですが。入り口の石碑?みたいなものがとてもかっこよかったのであります。

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そして公園の写真を撮って、くるりと振り向くと、目的のミュージアムの前に行列ができておりました。ここは見た感じ普通のお宅なのですが、サー・ジョン・ソーンズという建築家が自分の家に集めに集めた美術品を、その住宅そのまま公開している美術館なのです。そして、ロンドンでは1番小さな国立美術館らしいです。

行列しているのは、建物の中が人であふれないように人数調整しているから、のようでした。誰かが出て行かないと、新たに入れないようです。行列をさばいているマダムが、中に入る前の注意事項などを説明しているのですが、早口すぎて何を言っているのかさっぱりわかりません。前の人の時から頑張ってヒアリングしてみましたが、無力でした。仕方なく自分の番が回ってきて「スイマセンエイゴワカリマセン」と正直にお伝えしてみました。ノリノリでまくし立てるように話していたマダムが、急に押し黙り、何かを言い放ち次のお客さんの方へ去って行きました。何を言われたかはわかりませんが、いいことではない事は確かなようです。

いよいよ自分が1番前に並んでいる時、お客さんが1組出て行きました。マダムが中にいる相棒(おっさん)に「1人入るわよー!」と声をかけているのを耳にして、入り口前の階段を早歩きで上がって、中に入って行きました。中はまず受付のような空間で、おっさんが荷物預かり所を仕切っていました。「大きいバッグはまるっと預かるから」と言われて、貴重品だけを急いで取り出した後引き渡しました。小脇に長財布を挟んで芸術鑑賞している姿は、完全にパスタランチ帰りのOLが余った時間で近所の無料ギャラリーを覗いている姿に他ありませんでした。小さいバッグなら、謎の透明ビニール袋に入れて、館内を持ち歩けるようでした。しかしなぜビニール袋に入れる必要があるのか、意味はよくわかりませんでした。何かをくすねてバッグに隠す人でもいるんだろうか。そしてこちらの美術館は、入場料が無料でした。

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残念ながら中は撮影禁止だったもので、友の会パンフレットの写真でお茶を濁します。もしくはこれらの画像を見てもらうと、雰囲気が伝わると思います。中は少し薄暗く、本当に画像のように彫刻がそびえ立つ吹き抜けがありました。これがお宅にあるのがすごいです。普通に暮らせそうなお部屋もあれば、彫刻や絵画がぎっちり詰め込まれて、「うーん、この人変態だなあ」と感心しかしないお部屋もありました。中はシンプルな造りなはずなのに、まるで迷路のようで、見終わったので外に出ようとしたら、出口が見つからず、同じところを何度も行ったり来たりしてしまいました。

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この後どうするか、はっきりと決めていなかったのですが、美術鑑賞心に火がついてしまい、ホルボーン駅の反対側にあった大英博物館に急遽行ってみることにしました。歩いて10分くらいだったと思います。歩いている途中でいい感じのカフェやレストランが並ぶ小道を見かけたので撮ってみました。このオープンテラスがヨーロッパっぽい。

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大英博物館にたどり着きました。さすがに観光客の数が半端ありません…!建物の中に入る前にテントがあって、そこで持ち物チェックもありました。世界一の博物館は何かと貫禄が違うものです。

次は大英博物館で、みたいものだけじっくり見ていきます!

 

 

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