2日目 その2 美瑛の神秘的な青よりも青い池

美瑛駅から四季の情報館に入り、まず観光地を巡ってくれる美遊バスの申し込みをしました。周遊バスに申し込もう、と決めるまでは、行きたい場所に好きなタイミングに行けて好きなだけ居られる一人旅に慣れている自分が、決められた時間内に行動をすることに耐えられるのだろうか…とだいぶ迷いました。でも、どうしても行ってみたい場所の1つであった白金の青い池に、自力で行くのは無理そうでした。路線バスは1日1本(行くことはできても帰ってこれない)、タクシーだと片道で5000円かかる、自転車では1時間以上かかる、ということが分かったのであります。ツアーと言っても半日だけだし、旭川からの電車の接続時間に合わせた開始時間を設定してくれているし、ぼーっと車窓を見ていれば目的の場所に連れて行ってくれるのだから、乗り慣れていない自転車で必死に行くよりも悪くもないはず、と判断してツアーに参加することにしました。名前や電話番号を書いた申し込み用紙を受付に渡し、2000円支払えば申し込み完了です。奥のコインロッカーにキャリーケースをしまって出発まで待ちました。この日は2台のバスがいっぱいになる程度の申し込みがあったようでした。7割くらいがチャイナのお客様です。申し込み後に渡された用紙に、しつこいくらい「途中で離脱した場合は置いていく」「決められた時間に戻ってこないと置いていく」という注意書きが日本語・中国語・韓国語で綴られておりました。観光協会の方々が、フリーダムなチャイナの方々に翻弄されてきたのであろうことが伺えました。ツアーの詳細はこのページをご参照です。丘方面をめぐる午後のツアーもあり、同時に申し込んでいる方も多くいましたが、1日団体行動をする自信はないなあと思いました。

自分の数人前で1台目のバスが満席になり、2台目のバスに乗り込みました。受付順的に最初の方だったので1番前の席に座れました。前方がよく見えて快適でございました。チャイニーズの家族連ればかりかと思いきや、意外とチャイニーズぼっち女子・ジャパンぼっち男子の参加者もおりました。バスはすぐに出発し、最初の方こそ市街地を走っていたものの、すぐに写真のような森の中にはいり、この後はさらに緑が深く、山の中に入り込んでいくだけでした。慣れない土地の山道を、1時間以上もぼっちで自転車で駆け抜けるのは無理だなと思ったので、バスツアーにしておいたよかったな…とつくづく思いました。出発前に説明してくれたり、ガイドしてくれたりするマダムが通路を挟んで隣に座っており、空き時間に時々話しかけてくれました。

出発してから25分後くらいに、バスはこのだだっ広い空き地で止まりました。どうやらここが目的の青い池に1番近い駐車場のようです。ガイドのマダムが「車で来れるのはここまでです。この後10分くらい歩いていただいて、やっと青い池にたどり着きます」と説明してくれました。そして戻ってくる時間を指定した後は、どうぞご自由に行動を、という感じで解放されました。池までぞろぞろ並んで移動するのかなー、と思っていたので、この自由さが嬉しかったです。

バスを降りて道路を渡ったところに青い池に向かう細い小道があります。写真で皆さんが入っていくところです。ここから10分は結構あるなあと思いました。

結構歩くなあと思いましたが、この小道がとても清々しくて歩くのが苦ではなかったです。ちょうどよく吹き抜けてくる風と温かい日差しに照らされて、自分のペースで散歩できることが気持ちよくないわけがありません。しかもゴールには観光名所が待っているのです。澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みながら足を進めました。

そしてマダムの言う通り、10分ほど歩いて青い池に到着しました。池の周りは木々に囲まれています。すでにツアーに参加している人々以外の多くの人々が、池の周りをぐるりと囲んで散策しておりました。

 

そして正面に顔を向けると…青い!写真で見て想像していたよりも遥かに青いです。青というかエメラルドグリーンに近い感じ。そして想像していたよりもだいぶ美しい青です…!観光客用のトイレも用意されていないこんな山の中にまで、人々が押し寄せてくる理由がよくわかりました。

天候は曇ったり晴れたりしていましたが、雲が抜けて晴れ間がのぞくと、青い空が池に写り込んで、さらに青がより青くなり神秘的でした。

池の周りをちょっとずつ移動しながら眺めていきます。どこを切り取ってもそこそこの写真に仕上がります。自然の力よ…!

自然の力などと書いたものの、実は本当に水の色が青いわけではないらしいです。白金の観光組合のページに詳細が書かれていますが、「波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が目に届き青く見える。」ということらしいです。なので、雨が降った翌日などは、水が濁ってしまい、あまり青く見えないこともあるようです。

結構人がガヤガヤしているのですが、写真だけ見ているとそんなことを微塵も感じさせない幻想的な風景です。吸い込まれそう。

空を見上げたところ。ちょっと周りの木が視界に入ります。

池のほとりには低い木々が生い茂っております。

あまり観光客が多いと落ち着かなく、すぐに去りたくなりますが、ここはそれでもまだ見ていたい、という気持ちに駆られてしまうオーラのある場所なのでした。

池の端の方には、源流の白ひげの滝とつながっていると思われる川が流れております。池に向かう道沿いにも、ずっと川が流れておりました。水辺の心癒すパワーは本当にすごいです。

1時間くらいはここでぼーっとできそうでしたが、バスの時間があるのでそろそろ行かねばなりません。10分くらいはぼーっとできましたが、バスまで往復20分は厳しいです。。

でもやっぱり、駐車場と池を繋ぐ小道の散歩は気持ちが良いです。川の反対側にはこんな風に木々が生い茂っており、時々空を見上げたくなります。

歩きながらずっと川の流れる音をBGMに出来ます。色はやっぱり池と同じ色です。

駐車場のすぐ近くまで戻ってきました。時間があったので、目と鼻の先にある美馬牛橋まで歩いてみました。

橋の欄干にもたれて見下げたところ。やっぱり川の水は青い池と同じ仕様でございます。どこかのポイントで、この青い色はなくなるのでしょうか。

矢印の道路標識、珍しいなあと思い撮ってみました。何を表しているか謎だったのですが、路肩のラインを示しているらしいです。雪が降って道路上のラインが見えなくなった時に役立つものらしいです。雪が多い北海道ならではの標識ですな。

がらんとしていた駐車場に、乗ってきた2台のバスが並んでおりました。手持ち無沙汰の運転手さんたちがおしゃべりしてました。

次は引き続きバスツアーに沿って、2番目に行ってみたかった場所に向かいます。

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