Day4 その3 キッチングッズ鑑賞とヴィクトリア&アルバート博物館鑑賞 London2016

イガートンハウスホテルを出て、再びバス通りに戻りました。次の目的地へ向かう前に、ちょうどホテルに行く通りの角地にあったここに寄らなければなりません。キッチングッズを扱っているDIVERTIMENTIです。やっぱり各国のキッチングッズのセレクトショップには必ず訪れておきたいものであります。

店舗は1階と地下1階の2階構成で、1階は主に食器や普段のご飯作りに使うグッズが並んでおりました。イギリスらしいストライプのマグカップや食器シリーズの可愛かったのですが、ときめいたのはこのチェリー柄のケーキスタンド。ちょっぴり東欧テイストなのもかわいい。重いのでもちろん買って帰れず。写真に記録して我慢しました。

見ごたえがあったのは地下の方です。こちらの方が専門的な道具が揃っており、特に製菓関係のブツはかなり揃っておりました。テーブルの上に並べられたノルディックウェアの数々に、心躍らせないわけにはいきません。わー、こんな型初めて見た!って思うものもたくさん積み上げられていたので、何か1つ買って帰りたいと意気込んだのですが、計算すると日本で買うより高いですやんみたいな金額になりました。考えてみればノルディックウェアはアメリカ産。今度アメリカを旅した時に買ったほうがいいや、という結論に至り、買いませんでした。スーツケースの中で場所とるしなー。それでもってGOBELのプチフール型セットが4000円くらいだったので、これは日本で売ってなさそうだし、お隣の国のものだから売ってたとしても日本で買うより安いだろう…とギリギリまで買うかどうか悩んだのですが、いますぐ欲しいってものでもないし、次フランス行った時買ったほうがいいか…との結論に至り、こちらも買わず。

なんとなく不完全燃焼な気持ちがあったのでお店中くまなく探して、絞り口金セット買いました。800円くらいだったかな。日本で見かけたことがない変な絞りがあったし、つい水道に流してなくしちゃうんで、たくさんあっても困らないので買いました。まだ全部絞り試ししてないな…

買い物を済ませた後は目の前の大きな通りから、ホテルと反対方向に進みました。イギリスっぽい重厚な建物の1階がレストランやパティスリーになっていて、重厚さとカラフルなお店の組み合わせがいい感じだなー、と写真を撮ろうとしたところ、思いっきり目の前を通り過ぎる家族連れがおりました。シャッターを押す手が止まらなかったのでそのまま撮らせていただきました。そのあと車がガンガン通り過ぎるので、結局この写真が1番雰囲気の伝わるものとして採用。この通りはだいたいこんな感じの建物が続いており、いい雰囲気でした。

歩いて5分くらいで次の目的地に着きました。ヴィクトリア&アルバート博物館でございます。通称V&A。いつもの美術館・博物館鑑賞をするのであります。ここは工芸品の博物館となっており、美術・博物館巡りの中でも1番好物な展示品です。

入り口ではセキュリティチェックがあり、荷物に変なものが含まれていないか確認されました。大英博物館の時と同じです。眉間にしわを寄せた体格の良い怖そうな警備員が、アフターヌーンティーの残り物お菓子詰め込んだケーキボックスを指差して、「それは何?」と聞いてきました。結構チェックが厳しいと思いながら「け、ケーキでっす」とオドオドしながら答えると、ニヤッと笑って「僕の?」と返してきて思わず笑ってしまいました。チェックされている時ちょっと緊張してましたが、おかげで、警備員ギャグwww緊張と緩和wwwと心の中で草を生やしてリラックスしながら中に入れました。こちらもやはり無料で入場できました。ケーキボックスや重い荷物が鑑賞の邪魔だったのでクロークに預けましたが、ここは有料だったような気もします。もう忘れた。

入り口のホールを見上げると、ニョロニョロとしたものを植え付けられた未確認生物のような芸術品がぶら下げられてました。そして壁には正反対な歴史を感じる宗教モチーフのレリーフが飾られておりました。博物館なのでとにかく趣味やセンスより、コンプリート感重視のようです。

とりあえず全部をくまなく見ることはしんどそうとすぐ気づいたので、見たいところを中心に回って、その周辺はさらっと見ることにしようと思いました。まずは最上階に行き、とても好きそうな年代・国別に食器が並べられたコーナーからスタートです。この所狭しとおびただしい数の食器が並べられた展示を見て、テンションが上がらないわけがありません。心の中でひゃ〜〜と喜んでいたら、現実にもひゃ〜〜かわいい〜〜という声が聞こえてきました。振り向くと日本人とほっこり系雑誌に出てそうなハーフモデルふうの女の子がこの展示を見て声をあげていました。ハーフふうの子は日本よりも異国よりなお顔だちだったので、日本語を巧みに操っていて驚きました。連れの日本人の子もオシャレで、こういう女子ふたり旅のCMありそう。と思いました。

これはフランスの古い年代のカップ&ソーサーのコーナーです。やっぱり装飾が繊細できれいです。このあたりが女子二人組のハートを射止めていたよう。フランスアンティーク好きの人にはたまらないのですかね。

シノワズリのコーナーに会った、蝶々のお皿です。これはかわいい。シノワズリのブルー系の食器には本当に心掴まれます。何の料理を乗せればいいのか想像もつきませんが。

このあたりも青系のシノワズリ。上の蝶々に比べるとよくあるデザインですが、こういう方が使い勝手はいいのですよね。

もちろんイギリス系も大充実です。スージー・クーパーです!!かわいいのうかわいいのう。パステル系の色合いはアメリカよりもフランスよりもイギリスが得意な気がします。

そして日本のモダンデザインなものも。これ、白山陶器じゃないかなって思いました。確か白山陶器だった気がします。このシマシマはイギリスでもフランスでもない、紛れもなく日本の藍色の縞だなって思います。

この辺もイギリスものです。太めストライプのブツがあるだけでもうイギリス感。ぽってりしていてかわいい。その下のアフリカ風のものは何かよくわからない。

食器コーナーには1時間くらいいたのでは、というくらい長居して堪能し、次のコーナーに行こうと廊下に出てふと上を見上げたら、円形のライトをぐるっと囲うように赤い棚が設置され、その中に白い食器らしきオブジェが並べられておりました。写真では伝わりづらいのが残念です。何かの展示物なのかなあと思いましたが、作品を示す札が見当たりませんでした。建物の1部として作り込まれたものなら導入を決めた人の感覚、相当オシャレです。

次も引き続きV&A鑑賞です。

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