4日目 その1 北海道旅、最後の朝ごはん(全国8位)
4日目の北海道の朝です。今日の夕方の便で横浜に帰ります。宿泊しているベッセルイン札幌中島公園の朝食が某旅行サイトの朝食ランキングで全国8位(当時/微妙という思いは掻き消す)ということで楽しみにしていました。朝食会場はホテルの2階にあるラウンジで、入り口はいかにもビジネスホテルの居酒屋風レストランという感じでしたが、中に入ると大きな窓に朝日が降り注ぐ明るいラウンジでした。
ひとまず80種類あるという朝食メニューに何があるかざっと確認してみます。冷たい飲み物はよくあるウーロン茶、オレンジジュース、アイスティーなどの濃縮原液を水で薄めるあの機械とアイスコーヒーの機械が置いてあり、温かい飲み物はコーヒーとお茶や紅茶のティーバッグが数種類置いてありました。
和食のお惣菜コーナーはなすのおひたし、いんげんの胡麻和え、切り干し大根にだし巻き卵と、結局素朴だけどこういうのが滋味深くて落ち着くよね…、と言いたくなる素敵なラインナップです。
完全に今日は和朝食にしようと決めてメインの海鮮コーナーを物色します。昨日根室花まるに行ってしまったために、並べられているネタの大きさが普通だなと思ってしまいましたが、ビジネスホテルの朝食コーナーにおいてあるものとしては豪華極まりない品揃えです。海鮮丼用に用意されているトッピングコーナーも、ネギや大葉を始めとして、錦糸卵や山わさびの醤油漬けまで置いてあり、とても充実しています。
特に心ひかれたのがこの醤油コーナーです。厚岸のかきじょうゆやほたて醤油などかわり醤油が並べてありました。牡蠣も気になりましたがホタテのほうが好きなのでほたて醤油をもらいました。
とりあえずこんな感じでほたて醤油とわさびをたっぷりめに頂き、窓際の日当たりの良いカウンター席で朝ごはんを食べました。海鮮丼はホタテ多めです。サーモンがなくてそれだけが残念ポイントでした。お惣菜は切り干し大根、だし巻き卵、オクラと青菜のおひたし、かれいか何かの煮付け、あとコーンを小麦粉でかためてお好み焼き状に焼いたと思われるどさんコーンも取ってきました。どれもミニサイズでいろいろな種類が食べられるのがうれしいです。野菜のおいしさはこの旅で慣れきっていましたが、味付けもほどよい加減でおいしかったです。海鮮丼もさすがのネタのおいしさでしたが、特にほたて醤油がとてつもなく美味しくてビックリしました。ほたての出汁が溶け込んだ醤油で、どのネタの味もさらにおいしく感じさせてくれました。ホタテの旨味って他の海鮮ともこんなに相性がいいんだなーと思いました。今日市内か空港のお土産屋で忘れずに探さねばと心にメモしました。
和定食の朝ごはんをすっかり満喫し、ほどほどにお腹はいっぱいになっていましたが、パンとデザートコーナーが気になっていたので再びパトロールしました。富良野のプリンスホテルより種類は少ないですが、そそるパンが並べてありました。手前の抹茶とチョコの一口マドレーヌみたいなやつが一番気になります。そのほかワッフル、クロワッサン、パンオショコラ、ソーセージロールなどもありました。
そして素敵なのがデザートコーナーです。ティラミスや冷凍のシートケーキ使えば簡単に作れそうなものがほとんど(あるいはケーキまるごと冷凍か)でしたが、朝からディナーばりにケーキの種類を揃えてくれてありがとうと心から思いました。朝からケーキを食べたい人間を肯定してくれている感があってとてもよかったです。富良野のプリンスホテルには全然こういうものがなく、ちょっとがっかりしていたので。
それから洋朝食用にスクランブルエッグやグラタン、ミートソースなどのホットミール系も充実していました。ソーセージやポテト、温野菜も並んでいます。サラダだけじゃなくて温かい食べ物が多いのは嬉しいです。
ヨーグルトもいちご、ブルーベリー、マンゴーの3種類のソースと共に用意されておりました。ヨーグルトは外せません。
冷たいサラダやフルーツコーナーもあります。フルーツの中にはライチもありました。
ということで洋定食で2回目の朝ごはんも食べてしまいました。ヨーグルトの味が濃く、ブルーベリーソースもフルーツ感があっておいしいかったです。クロワッサンとワッフルはまあまあおいしく、抹茶の丸いマドレーヌはちょっと味薄くパサ目?でケーキ類は本当に普通でした…全体的にまあ味は普通かなー、と思ってしまいましたが、他の地方で食べて普通かなと思うレベルと比べるとだいぶ高いレベルの普通であることは間違いないです。普通と美味しいの間を表現する適切な語彙が思いつきませんでした。。
全体的に種類も多いし1つ1つがちゃんとしているし、味はどれも普通においしいということで、全国8位はなかなか妥当なラインと思いましたです。
次は残りの時間を使って少しだけ札幌を観光します。