2日目 その1 さようなら旭川、おはよう美瑛

北海道2日目の朝です。寒くもなく暑くもない気候で目覚めて、窓のブラインドを上げると、とても心癒される風景が広がっておりました。向こうにあんなに山々が見渡せるなんて、夜は気づきませんでした。空と緑と川と橋、手前は低いビルだけで、抜けた風景はとても気持ちが良いです。この景色を眺めながら食べる朝ごはんは最高です。

ということで、ホテルから一番近いセコマまでひとっ走りして、昨日は売り切れてたサンドイッチを手に入れてきました。キャロットラペがたっぷり挟まったように見えるサラダサンドです。セコマのサンドイッチはケースに入っていてちょっぴり高級感ありました。コーヒーはホテルのラウンジからいただいてきたものです。サンドイッチに挟まっていたのはキャロットラペではなかったものの、酸味と塩味が程よく効いた美味しいサラダで、カロリー低めなのにとても満足感がありました。もっと他のセコマ作食べ物も試してみたくなりました。

念のため、サンドイッチが買えなかった時用に昨日の夜買っておいたパンも食べてみました。ホテルの横にくっついているイオンの北海道産の食べ物を取り揃えているお店で買ったものです。曜日によって、異なる近辺のパン屋さんのパンを販売しているようでした。これは滝川市の「パネトーネ」という天然酵母のパンを作っているお店のものです。天然酵母のモチモチした特徴のある食感に、なめらかなクリームチーズとドライイチジクが焼き込まれ、そこに黒胡椒をピリリときかせていました。素材の味をできるだけ生かしたやさしい味です。これにサラダの組み合わせでもよかったかなー、とちょっと思いました。

それから六花亭で見かけて気になっていたヨーグルトも食べてみました。スプーンですくってみたところは、トロトロじゃなくてハード目のお豆腐のようなプリッとした感じです。食べてみると濃厚でなめらかで、牛乳の美味しいところだけ凝縮された味わいがしました。甘みと酸味が加われば最強だと思ったので、季節の果物をさらっと煮て作ったジャムをたっぷり入れて食べたかったです。

     

六花亭では今まで見たことがなかった「おかげさま」というお菓子も買ってしまいました。どう見ても和菓子なもなかの皮に、ヘーゼルナッツとチョコレートで作ったジャンドゥーヤが挟まっているのです。ジャンドゥーヤは好物なのでもなかの皮と組み合わせるとどんな感じなのかなぁとワクワクして食べてみました。重めのお菓子に使われがちなジャンドゥーヤが、もなかのおかげでさらっとサクッと軽い味わいになっておりました。まあ美味しいけど…個人的にはもうちょっとヘーゼルナッツの香ばしさがじんわり味わえるお菓子のほうが好ましいと思いましたです。いや美味しいけど。

毎回旅先で見るのを楽しみにしている天気予報も欠かさずチェックです。当然のことながら北海道のこの形しか出てきません!いつも見ている天気予報の地図とは全然違うので興奮します。よく見たら下北半島がチラ映りしておりましたが。道東・道北はやっぱり寒いですが、結構旭川近辺も寒いほうなんだな、ということに気づきました。

支度を済ませてホテルをチェックアウトし、ドア一つくぐり抜けて旭川駅に入りました。駅とホテルがくっついていると、移動がノーストレスでございます。旭川駅は建て直されたばかりなのか、どこもかしこもピカピカでした。そして木をふんだんに使った温かな空間となっておりました。建築家は誰でしょう。と思ってググったら内藤 廣氏でありました。内藤さんの住宅建築好きで、よく建築雑誌で見てたなー。2011年に出来上がったみたいですが、使う人が少ないせいか(おい)、去年出来上がりましたくらいにきれいでした。

この短い電車に乗って次の目的地・美瑛に向かいます。思い返せばこの旅で乗った唯一の北海道の電車でございました。本当は観光向けのトロッコ電車に乗りたかったのですが、8月末日の頃は、もう土日しか運行していないようで乗れませんでした。

電車は運転席の横にバスのような運賃箱が設置されておりました。基本的に駅が無人駅のせいなのでしょうか。一応旭川駅でも切符は買えました。短い車両の中は、ほぼ中国から来られたと思われる観光客の方々でいっぱいで、まだ9時前でしたが、通勤や通学に使っていると思われる日本人の姿はゼロでありました。美瑛や富良野を観光する、車を持っていない方々は、旭川を拠点にして、この富良野線の電車で移動することが多いようです。確かに旭川の方がホテルの選択肢も多いし、値段も安いし、駅前に食べるところもあるので困らなそうでした。

昨日バスに乗った時もそうでしたが、車窓から見える風景からして最高です。こんな広大で広々した風景を毎日見ていたら、心が洗われて清い人になれそうです…。いや日常になったらそれなりか…

本日の目的地、美瑛駅に着きました。駅は確かに無人でありました。石造りの雰囲気のある駅舎で、観光気分が上がります。同じ電車に乗っていたチャイナの皆さんも、ほとんどが美瑛駅で下車されておりました。

そしてほぼ全員が、駅前にある、この「四季の情報館」に入って行きました。ここから美瑛の観光地を巡れる、観光バス「美遊バス」が出ているのです。車がないとどこにも行けない美瑛の地の、車を持たない観光客の強い味方でございます。去年までは「ツインクルバス」という名前だったのに、いきなり漢字の名称に変えたのは、やはりチャイナからのお客様が圧倒的に多いので寄せて行っているからでしょうか。旭川の駅からゴロゴロ転がしてきたキャリーケースをここに預けられるのもありがたかったです。

次はこれぞ北海道!な風景がてんこ盛りの、めくるめく観光地めぐりをいたします。

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